第二次大戦後、初版の出版、全曲補筆版の完成
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「交響曲第10番 (マーラー)」の記事における「第二次大戦後、初版の出版、全曲補筆版の完成」の解説
1946年、クリントン・カーペンター(Clinton Carpenter)が補筆に着手(カーペンター版)。ディーサーを通じてアルマがアルノルト・シェーンベルクに補筆依頼するが、シェーンベルクは断った。 1949年 カーペンター版第1稿完成。 1950年、スカルピーニ版(ピアノ連弾版)を編曲者が演奏・録音。この曲の補筆版の録音としては最古である。 1951年、クルシェネク版がニューヨークのアソシエイテッド・ミュージック・パブリッシャーズ(AMP社)から出版。 1953年、ジョー・フィーラー(英語版)が補筆に着手(フィーラー版)。 1954年、ハンス・ヴォルシュレーガー(英語版)が補筆に着手。しかし1974年に断念する。 1955年、フィーラー版第1稿完成。 1959年、デリック・クックがマーラーの自筆楽譜の研究を開始。
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