第三遣支艦隊改変後
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「第四艦隊 (日本海軍)」の記事における「第三遣支艦隊改変後」の解説
1939年(昭和14年)11月15日、第四艦隊は第三遣支艦隊に改称する。第三遣支艦隊(司令長官:野村直邦中将)は第十二戦隊と青島方面特別根拠地隊により編成された。 さらに第三艦隊が第一遣支艦隊(司令長官:谷本馬太郎中将、第十一戦隊・漢口方面特別根拠地隊・九江基地隊)に改称、第五艦隊が第二遣支艦隊(司令長官:高須四郎中将、第十五戦隊〈重巡洋艦鳥海〉・第5駆逐隊〈春風、旗風〉・第21駆逐隊〈子日、初霜、若葉〉・海南島根拠地隊・第三聯合航空隊・広東方面特別根拠地隊・厦門方面特別根拠地隊)に改称された。支那方面艦隊(司令長官:及川古志郎大将)の附属は、第十三戦隊・上海方面特別根拠地隊・第二聯合航空隊・上海海軍特別陸戦隊・舟山志摩基地隊・南京基地隊であった。 第三遣支艦隊編制から1年後には、早くも第五艦隊に一部の部隊を委譲しており、太平洋戦争に備えた出師準備のため、多数の部隊を供出している。1942年(昭和17年)4月10日、第三遣支艦隊は解隊された。縮小再編されて青島方面特別根拠地隊となり、終戦まで青島を拠点に陸戦を展開した。
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