第三次ソールズベリー侯爵内閣
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「ロバート・ガスコイン=セシル (第3代ソールズベリー侯)」の記事における「第三次ソールズベリー侯爵内閣」の解説
第三次内閣(英語版)を発足させたソールズベリー侯爵はただちに解散総選挙(英語版)に打って出て勝利し、保守党と自由統一党を合同させた統一党を形成した。この合同は両党がアイルランド自治反対と大英帝国維持が目下の最重要課題という点において合意したためである。 一番の注目の人事はジョゼフ・チェンバレンが植民地大臣として入閣したことだった。チェンバレンは帝国主義と社会主義を結合させた「社会帝国主義」の政治家だった。すなわち社会保障の財源を侵略によって賄うべきことを主張したのである。彼の主導により、第三次ソールズベリー侯爵内閣は強力な帝国主義政策を遂行することになる。 内閣は事実上ソールズベリー侯爵とチェンバレンの二人首相体制であったため、「両頭政治(Two-headed administration)」とも呼ばれる。
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