第三二二海軍航空隊
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第三二二海軍航空隊(だいさんふたふたかいぐんこうくうたい)は、日本海軍の航空部隊の一つ。
沿革
- 昭和19年(1944年)3月15日 - 香取航空基地で開隊。所管:横須賀鎮守府、原駐基地:豊橋航空基地と定められる。第1航空艦隊第62航空戦隊隷下。戦闘第804飛行隊(定数・夜間戦闘機24機)を指揮下に置く。機材無し。軍隊区分東号作戦部隊に配置。
- 21日 - 第321海軍航空隊から機材を借用し、飛行訓練開始。以後特記無き限り、他隊からの機材の借用および譲渡、新規機材の受領、他隊への機材の供給を繰り返しつつ香取航空基地で訓練に従事。
- 昭和19年(1944年)6月15日 - 東号作戦の発令により人員機材を横須賀海軍航空隊に派遣。
- 16日 - 第2航空艦隊に編入。
- 29日 - 東号作戦部隊編成を解除。
- 昭和19年(1944年)7月10日 - 解隊。戦闘第804飛行隊は第141海軍航空隊へ転出。
主力機種
航空隊司令
- 棚町整 中佐:1944年3月15日 - 1944年7月10日
関連項目
参考文献
- 秦郁彦/伊澤保穂 『日本海軍戦闘機隊 【戦歴と航空隊史話】』、2010年、大日本絵画 ISBN 978-4-499-23026-1
- 海軍省および海軍
- 昭和19年3月15日付 海軍省内令第448号
- 昭和19年7月10日付 海軍省内令第847号
- 昭和19年3月15日付 海軍辞令公報(部内限) 第1372号
- 昭和19年7月14日付 海軍辞令公報甲(部内限) 第1535号
- 第三二二海軍航空隊戦時日誌
- 三二二空機密第22号 自 昭和19年3月15日 至 昭和19年4月30日
- 三二二空機密第22号ノ2 自 昭和19年5月1日 至 昭和19年5月31日
- 三二二空機密第22号ノ3 自 昭和19年6月1日 至 昭和19年6月30日
第三二二海軍航空隊
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「第一四一海軍航空隊」の記事における「第三二二海軍航空隊」の解説
1944年(昭和19年)3月15日、豊橋飛行場を原隊として香取飛行場で開かれた夜間戦闘機隊。棚町整司令以下、定数24機の月光隊とされ、「電部隊」の符牒を持つ。6月、東号作戦には哨戒に10日間出動している。一本化後は戦闘第804飛行隊に再編された。再編後の記録では、偵察機仕様の「二式陸上偵察機」の名も見られるが、これが月光との混同なのか、二式陸偵そのものなのか、さらには二式艦偵の誤記なのかも判然としない。再編時には22機を保有しており、月光隊としては高い充足率であった。
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