第III章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 10:21 UTC 版)
真夜中、フランクは恐怖に震えたハワードから電話を受ける。ハワードは小説に書いたからやつらが自分のもとに来たと言い、十字も効かないと絶望をこぼす。フランクは、恐怖したら負けるぞと助言し、すぐさまタクシーでハワード宅に赴く。既に異様な気配に包まれており、フランクは震える指で粗雑に十字を切りながら、階段を上る。部屋に入ると、ハワードが両手で目を塞いで倒れており、ばけものを見たら死ぬと理解したフランクは目を伏せる。原稿が舞う中を、ばけものがハワードの脳に流れ込んでいくも、先ほどの十字の効力が今現れ、白い炎が上がり怪物を焼き滅ぼす。フランクは命拾いするも、友人ハワードは命を落とす。
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