竹崎家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)
「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「竹崎家」の解説
竹崎 伊之助(たけざき いのすけ) 徒組に属する小石川の300石の旗本。40歳前の年代。元は新番組で1500石の大身旗本、鳴山(なるやま)家の部屋住みだったが、竹崎家の婿に入った。 お梅の身請けのために茂吉から30両を借り、それが112両にまで膨らんだため、宰領屋を通じて市兵衛に茂吉との交渉を任せた。 16歳の頃におぞう甚助と義兄弟の杯を交わし、その跡目を継いだ吉五郎とも友誼を保っている。吉五郎が甚助の仇討ちのために鬼一と果たし合いをした際には、見届け人として同行したが、途中助っ人として現れた市兵衛と対決する。剣の腕は直心陰流の免許皆伝だったが市兵衛の敵ではなく、あっさり斬られて絶命する。 伊之助の家族 妻、長男、長女、姑の4人。伊之助が死んだ後は改易の危機を招いたが、方々に手を回し、12歳の長男が家督を継いで家名を存続させることができた。 田所(たどころ) 竹崎家の用人。 他の奉公人として、平侍と小侍が1人ずつ、中間・門番・下男ら手廻りが5人、下女・小女ら女衆が4人いる。
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