竹内峠とは? わかりやすく解説

たけのうち‐とうげ〔‐たうげ〕【竹内峠】

読み方:たけのうちとうげ

大阪府南河内(かわち)郡太子(たいし)町と奈良県葛城(かつらぎ)市の府県境にある峠。標高289メートル金剛山地二上(にじょう)山雌岳標高474メートル南側位置する。昔、飛鳥(あすか)の都と難波(なんば)を結ぶ交通の要所だった。


竹内峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 06:49 UTC 版)

竹内峠
国道166号(左)と旧街道
所在地 日本
大阪府南河内郡太子町
奈良県葛城市
座標 北緯34度30分59秒 東経135度40分43秒 / 北緯34.51639度 東経135.67861度 / 34.51639; 135.67861座標: 北緯34度30分59秒 東経135度40分43秒 / 北緯34.51639度 東経135.67861度 / 34.51639; 135.67861
標高 286 m
山系 金剛山地
通過路 国道166号
南阪奈道路(竹内トンネル)
竹内峠
竹内峠
竹内峠の位置
プロジェクト 地形
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竹内峠(たけのうちとうげ)は、大阪府南河内郡太子町奈良県葛城市の府県境にある、竹内街道国道166号)が通るである。

概要

太古から交通の要所であり、聖徳太子もこの峠を越えて四天王寺飛鳥を往復したとされる。また、遣隋使などの使節もこの峠を越えて飛鳥京を訪れた。

天誅組が敗走して大阪に逃れるルートもここである。

1974年昭和49年)に国道166号に指定され、1984年に峠のすぐ北を深く掘り下げられ、国道166号バイパスが通っている。

周りの環境

すぐ北側に二上山がそびえている。南は平石峠、岩橋山を経て大和葛城山がそびえる。

竹内峠はすぐ近くに二上山の登山口があるなど、自然がほぼ手付かずで残っている。 大阪側からは少ない勾配で長い距離を進むことになり、奈良側からは短い距離を一気に駆け上がることになる。 車の通りも多く、交通安全さえ守れば安全にウォーキングなどが楽しめる。 また峠から奈良側を見ると、見える範囲は狭いが夜景を楽しむことができる。大阪側の夜景は少し下ったところにある道の駅近つ飛鳥の里太子から観られる。

交通

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