競技全般やスポーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 16:17 UTC 版)
競技全般、スポーツなどの文脈でリベンジと言う場合、ある対戦で自分を負かした相手を 次の対戦で打ち負かしてやることである。 日本語で言う場合、単純にカタカナで「リベンジ」としてしまえば済む。もしあえてカタカナを避ける場合は(特に明治・大正・昭和時代の人が、やたらと漢字にしたがる傾向があるが)、「借りを返す」とか、短く言う場合は「雪辱」などと表現している。「revenge match リベンジ・マッチ」は日本語では「雪辱戦」などと表現している。 なお競技の世界では、「(あきらめて、何度も)やられっぱなし」というのは競技者当人も、また(競技者に感情移入する)観客も気分が暗くなってしまいがちだが、それに対して競技の世界でリベンジ、つまり「やられたら、やりかえす」ということを目指せば、競技者当人もモチベーションがあがりトレーニングにも熱が入るし、観客も物語性を感じて大いに盛り上がる。そして見事「リベンジ」を実現すると、競技者当人も観客も、物語がハッピーエンドになったように感じて「スッキリ」する。 現実の世界でリベンジして肉体的に他者を傷つけたりすると陰惨なことになりがちで、リベンジした当人やそれを見ている人にも、嫌な後味(あとあじ)が残りがちだが、競技の世界で、公正なルールを遵守して、フェアプレーをまもって、正々堂々とリベンジしているならば、当人も観客も「スッキリ」して楽しめる、ということになる。 リベンジされたほうは、大抵は「次の回に、もう一度たたきのめす」ことなどを目指してモチベーションを高めてゆくことになる。いずれにせよ、競技というものは「やったり、やられたり」ということがあると、競技者当人も観客も、ハラハラドキドキして盛り上がる。
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