竪穴建物跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 22:03 UTC 版)
竪穴建物は、奈良時代以降のもの5棟を除くと39棟が検出され、竪穴建物跡の可能性がある遺構が他に8所確認されている。これらの建物跡は互いに近接・密集して存在するが、年代の異なる建物跡が重複しているものが少ないのが特色である。2014年の調査では39棟のうち12棟が精査された。精査されたのはA区のSI56と63、B区のSI8・9・10・13・15・17・18・19・20・21である(「SI」は発掘調査報告書で用いられている、竪穴式建物を指す記号)。精査された12棟のうちB区の5棟(SI8・10・13・17・19)は火災に遭った形跡のある「焼失建物」である。これらの建物からは炭化材、焼け土、炭化米などが検出されている。
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