竪笛吹きの話した物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「竪笛吹きの話した物語」の解説
昔、エジプトに、年頃の息子を持つ父親がいて、15歳の若い娘と再婚したが、自分の息子が妻に手を出すことを恐れ、もう一人若い娘と結婚し、妻同士互いに守らせた。ある日、父親が出かけようとすると、草履を忘れたことに気付き、息子に草履を持ってくるように言った。息子は、父の2人の妻の所に行き、「父が2人を抱くように言った」と言った。2人の妻は信じなかったので、息子は父に「片方ですか、両方ですか。」と大声で聞いたが、父親は草履のことだと思い「両方に決まっている」と大声で答えた。妻たちは勘違いして、2人とも息子に抱かれた。
※この「竪笛吹きの話した物語」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
「竪笛吹きの話した物語」を含む「千夜一夜物語のあらすじ」の記事については、「千夜一夜物語のあらすじ」の概要を参照ください。
- 竪笛吹きの話した物語のページへのリンク