童謡『水口』とは? わかりやすく解説

童謡『水口』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 01:23 UTC 版)

水口」の記事における「童謡『水口』」の解説

童謡『たきび』で知られる巽聖歌出世作である。「みなくち」と読む。投稿による児童文学雑誌赤い鳥大正14年10月号に最も優れた作品とされる推奨として掲載された。選者北原白秋四四四調という斬新な構成聖歌感性褒め称えている。これが縁となって聖歌白秋門下として研鑽を積むことになったちなみに巽聖歌筆名最初に使ったのがこの作品である。 聖歌郷里東北地方太平洋側ヤマセ呼ばれる季節風流れ込む気温上がらないその時期が稲の出穂期重なると冷害見舞われることになる。少しでも低温影響緩和するために水田に引く水の管理重要になる河川から直接引き込んだのでは田の水温下がってしまう。田に引き込む前に一旦溜めておき、少しでも水温上げてから田に引き込む工夫なされていた。それが水口である。冷害苦しめられることの多かった東北地方農民にとって、水口はとても大切なものだった。

※この「童謡『水口』」の解説は、「水口」の解説の一部です。
「童謡『水口』」を含む「水口」の記事については、「水口」の概要を参照ください。

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