竜術について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 03:39 UTC 版)
「コーセルテルの竜術士」の記事における「竜術について」の解説
術資質は人間に生まれつき備わる体質のようなもので、この資質が子竜を育てられる程大きいと認められる事が竜術士として認められる条件の一つである。 竜術とはその名の通り竜の力を源として発動、その系統別に火・水・風・地・木・光・暗・月の8つに分けられ、効果・種類・規模まで多彩なものがある。基本的に竜は幼竜の段階から成竜なみの力を持っているが、未熟なうちは力の使い方が分からず「術」として発動させることはできない。術を覚えるには他の竜や竜術士に使い方を習う必要がある。 同化竜術 文字通り竜と融合して力を行使する術。通常の竜術よりも大きな力を安定的に操ることができるが、その分身体への負担も大きい。 同調術 二人以上の竜の力を合わせて使う合成竜術。同化術ほど大きな力を使うことはできないが、その分負担は大きくなく、組み合わせ次第では実用的な効果を数多くもたらせるため、日常生活はもちろん子竜の術練習にもよく使われている。また同種の竜と異種の竜では組み合わせた術の効果も異なり、どれだけ多くの属性を組み合わせられるかは竜・術士の腕前と資質次第。 術道具 竜の力を込めた特殊な道具のこと。持っていると竜が居るのと同じ効果があり、子竜を育てられるほど資質が強くなくとも、ある程度の資質があればこれを用いて術を使うことができる。ただしその力は竜本人から借りるよりも低い。コーセルテルの竜術士達は、大抵自分の育てる子竜の属性の他にもいくつか術資質を持っているので、同調術の時やちょっとした術を使いたい時、竜が傍に居ない時などにこれを使用する。各術に対応した術道具は、光が「光の灯玉」、暗が「暗色の勾玉」、水が「水の小瓶」、地が「地の貴石」、木が「森の種」、火が「火の黒灰」、風が「風の小箱」、と呼ばれている。術資質を持たない人でも使える術道具もあるが、そちらは機能の限られた使い捨て。術道具にも使用限界があり、限界を超えると力に耐え切れず壊れてしまう。 後にカディオが本から術道具を組み合わせることによって、特性を組み合わせることが出来ることを発見する。
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