立花家時代の役職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:32 UTC 版)
柳川藩の上中級の役職の序列は「列役」、「端列」、「諸役人」に分かれる。ただし、『端列を列役に含めて諸役人と対比させることがある。』と「柳河藩立花家分限帳」著者は記述しているが、同書掲載の資料では端列の役職でも諸役人扱いになっているものの見受けられる。 ちなみに諸役人の役職には他藩のような「○○奉行」という呼称を用いないことが多い。領民からの徴税などの領内政治や幕府・諸藩との交渉を担当する表向と大名家を補佐する奥向に分かれ、奥向はさらに藩主の日常空間を中心に活動する藩主側近職の中奥、正室や側室、子女の生活する奥で活動する奥とに組織が分かれる。また、江戸幕府の足高の制同様に、禄高に満たない者の就任の際は合算して禄高が満たされるよう、役知が支給される場合がある。
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