立ち関節技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 02:32 UTC 版)
立ち関節技は試合で見ることはあまりないが多くの格闘技で禁止されているわけではなく、演武の様に受が協力しないとなかなか極まらないのである。かけたまま倒れこむと関節に過度の負担がかかり、重症になるケースがあるため、これを防ぐため禁止している格闘技がある。 アマチュア総合格闘技のアマチュア修斗や空道などでは反則ではない。柔術ファイティングシステムでは投げを伴う立ち技での関節技は禁止で、寝技による関節技一本では3点が得られるが、投げを伴わない立ち技での関節技一本では2点しか得られない。サンボでは禁止されている。ブラジリアン柔術では少年、幼児を含め禁止されていない。プロでは合法としているケースが多い。 柔道におけるIJFルールの2018年~2020年版以前のルールでは、立ち関節技は倒れ込む腕挫腋固など特に危険なもの以外禁止されていなかった。IJFルールの2018年~2020年版においては全ての立ち関節技が禁止技となり、立技において関節技、もしくは絞技を施したときに「待て」となり「指導」対象となる。 立ち技総合格闘技であるシュートボクシングでは立ち技での関節技、絞め技がプロのみ認められているが、ボクシンググローブを使用するため極まるのは、まれである。
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