立っているレダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 22:28 UTC 版)
「レダと白鳥 (レオナルド)」の記事における「立っているレダ」の解説
レダのポーズは鋭いコントラポスト(重心が片方の脚にかかっており、腰のラインが肩のラインと反対になっている)として見ることができるが、ミケランジェロがローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会の『贖いの主イエス・キリスト』で普及させたマニエリスムの蛇行線の前兆としても見ることができる(身体は垂直軸に沿って巻き上がる)。おそらく、この革新はレオナルド・ダ・ヴィンチによって選択されたまさにそのテーマによるものである。レダのバランスの取れたポーズは白鳥(ゼウス)にとっては肉体的であり、子供たちにとっては母性的な、彼女の二重の魅力を反映している。
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