立ち退き請求事件(土地の明け渡し問題)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:38 UTC 版)
「大阪朝鮮高級学校」の記事における「立ち退き請求事件(土地の明け渡し問題)」の解説
現在地は、1971年に都市計画決定された土地区画整理事業の区域内にあり、移転前から減歩が予定されていた。しかし、長年にわたって代替地が確保されない状態が続き、1995年には換地処分の公告が行われ、グラウンドの一部2,000m2が市有地として所有権登記された。東大阪市と大阪朝鮮学園はその後も市有地とされた敷地の売却協議を行ったものの購入価格で折り合いがつかず、その間も大阪朝鮮高級学校は敷地の使用を続けていた[要出典]。2006年11月30日、東大阪市は、大阪朝鮮高級学校が市有地を約12年間賃料を払わずに占有しているとして、土地の明け渡しと賃料約7,900万円の支払いを求めて提訴。2009年11月に、大阪朝鮮高級学校が14,600万円で買い取るとともに、提訴時からの使用料相当額を支払うことで和解が成立した。
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