立ち直り反射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:12 UTC 版)
動物が直立姿勢を維持できるのは立ち直り反射(英: righting reflex、独: Stellreflex)によるものである。この反射は古くから知られ、動物が空中落下して着地する際に四肢で立つことに重要な役割を果たす。立ち直り反射は迷路性、体性、頸筋性、視覚性に分けられる。このうち、視覚性の立ち直り反射には大脳皮質後頭葉が関与しており、大脳皮質を除去した除皮質動物では認められない。高位除脳動物では視覚性以外の立ち直り反射が存在するが、低位除脳動物では全く存在しない。
※この「立ち直り反射」の解説は、「姿勢反射」の解説の一部です。
「立ち直り反射」を含む「姿勢反射」の記事については、「姿勢反射」の概要を参照ください。
- 立ち直り反射のページへのリンク