突然の倒産・閉鎖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 02:05 UTC 版)
「八王子自動車教習所」の記事における「突然の倒産・閉鎖」の解説
2008年10月30日まで通常通り営業していたが、翌31日に突如、経営の悪化から破産申し立てを行うと発表。すべての営業を中止し、東京地方裁判所八王子支部に破産手続開始の申し立てを行った。破産申し立て代理人は弁護士の桃尾重明。教習所閉鎖の際には3か月前に申告する旨の警視庁の行政指導には従わない、突然の閉鎖であった。 10月30日の時点では、2003年から全正社員が有期の契約社員に切り替えさせられていた60人の社員が在籍していたが、30日の業務終了後に突然破産が伝えられ、その場で全員が解雇された。 11月3日に開かれた債権者説明会において、教習受講者の中止された教習については他校への転校などを勧めるものの、本来返金すべき教習料金は返還できず、転校先で必要になる入所金・教習料も一切負担しないことを発表した(ただし、大学生協の斡旋で申し込んだ者は大学生協が責任を取り転校先で必要になる入所金・教習料を負担した)。 受講生に一切情報を知らせず閉鎖したことについて、破産申し立て代理人の桃尾は「倒産はいつも急なことです。」と経営者を擁護した。 この翌日の11月4日に東京地方裁判所から保全命令が出た。2009年2月6日に破産手続開始が決定したが、同年10月5日付で費用不足のため破産廃止となり、完全消滅した。 そして2009年1月29日に飛鳥交通が飛鳥ドライビングカレッジ日野として引き継いだ。
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