空挺 師団とは? わかりやすく解説

空挺兵

(空挺 師団 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 06:04 UTC 版)

空挺兵(くうていへい、英語: paratrooper)は、空挺部隊に属する兵士のこと。パラシュートグライダーなどによるエアボーン戦術を実施する能力を備えている。このために厳しい訓練を行っており、また空中投下可能な装備を有することから、エアボーン戦術を用いない作戦でも、即応・空輸可能な精鋭軽歩兵部隊として投入される事もある。[1]


注釈

  1. ^ 自動開傘索方式で降下する場合、大部隊で降下することが前提となっているため、操縦性が高いと空挺兵同士が空中で衝突する恐れが出てくる[4]
  2. ^ 田中賢一ソビエト連邦ドイツ国日本アメリカ合衆国イギリスフランスイタリアポーランドの8か国を挙げているが[7]、その他にも、ペルーは1939年に、アルゼンチンは1944年に、ブラジルは1945年に、それぞれ小規模ながら空挺部隊を設立して、ペルーの空挺部隊は1941年に勃発した対エクアドル戦争において実戦投入されている[8]

出典

  1. ^ Wragg, David W. (1973). A Dictionary of Aviation (first ed.). Osprey. p. 209. ISBN 9780850451634 
  2. ^ "空挺". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2022年6月4日閲覧
  3. ^ a b c d e f g h 臼井 2017.
  4. ^ a b c d e f g McNab & Fowler 2003, pp. 329–337.
  5. ^ 田中 1986, pp. 154–165.
  6. ^ a b 油井, 河東 & 熊谷 1972.
  7. ^ a b c 田中 1986, pp. 46–55.
  8. ^ Theotokis 2020, pp. 137–139.
  9. ^ a b 田中 1986, pp. 114–118.
  10. ^ 田中 1986, pp. 127–132.
  11. ^ 田中 1986, pp. 24–35.
  12. ^ 田中 1986, pp. 152–153.


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空挺師団

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アメリカ陸軍の編成」の記事における「空挺師団」の解説

第6空挺師団(英語版) - 第二次世界大戦時欺瞞用・実体なし。 第9空挺師団(英語版) - 第二次世界大戦時欺瞞用・実体なし。 第11空挺師団 第13空挺師団(英語版) 第15空挺師団 - 予定のみ。編成されず。 第17空挺師団(英語版) 第18空挺師団 - 第二次世界大戦時欺瞞用・実体なし。 第21空挺師団(英語版) - 第二次世界大戦時欺瞞用・実体なし。 第80空挺師団(英語版) (1946-1952) 第82空挺師団84空挺師団(英語版) (1946-1952) 第100空挺師団(英語版) (1946-1952) 第101空挺師団 第108空挺師団(英語版) (1946-1952) 第135空挺師団 - 第二次世界大戦時欺瞞用・実体なし。

※この「空挺師団」の解説は、「アメリカ陸軍の編成」の解説の一部です。
「空挺師団」を含む「アメリカ陸軍の編成」の記事については、「アメリカ陸軍の編成」の概要を参照ください。

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