積分形式とは? わかりやすく解説

積分形式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:09 UTC 版)

クラウジウス–デュエムの不等式」の記事における「積分形式」の解説

クラウジウス–デュエムの不等式は以下のように積分形式で記述することが可能である。 d d t ( ∫ Ω ρ   η   dV ) ≥ ∫ ∂ Ω ρ   η   ( u n − v ⋅ n )   dA − ∫ ∂ Ω q ⋅ n T   dA + ∫ Ω ρ   s T   dV . {\displaystyle {\cfrac {d}{dt}}\left(\int _{\Omega }\rho ~\eta ~{\text{dV}}\right)\geq \int _{\partial \Omega }\rho ~\eta ~(u_{n}-\mathbf {v} \cdot \mathbf {n} )~{\text{dA}}-\int _{\partial \Omega }{\cfrac {\mathbf {q} \cdot \mathbf {n} }{T}}~{\text{dA}}+\int _{\Omega }{\cfrac {\rho ~s}{T}}~{\text{dV}}.} 上式で t {\displaystyle t\,} は時間、 Ω {\displaystyle \Omega \,} は体を表し、体の体積区間として積分している。 ∂ Ω {\displaystyle \partial \Omega \,} は体の表面、 ρ {\displaystyle \rho \,} は体の質量密度、 η {\displaystyle \eta \,} は比エントロピー単位質量あたりのエントロピー)、 u n {\displaystyle u_{n}\,} は ∂ Ω {\displaystyle \partial \Omega \,} の法線速度、 v {\displaystyle \mathbf {v} } は Ω {\displaystyle \Omega \,} 内部粒子速度、 n {\displaystyle \mathbf {n} } は表面単位法線、 q {\displaystyle \mathbf {q} } は熱流ベクトル、 s {\displaystyle s\,} は単位質量あたりのエネルギー源、 T {\displaystyle T\,} は絶対温度全ての変数質点 x {\displaystyle \mathbf {x} } 、時間 t {\displaystyle t\,} においてのものである。

※この「積分形式」の解説は、「クラウジウス–デュエムの不等式」の解説の一部です。
「積分形式」を含む「クラウジウス–デュエムの不等式」の記事については、「クラウジウス–デュエムの不等式」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「積分形式」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「積分形式」の関連用語

積分形式のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



積分形式のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのクラウジウス–デュエムの不等式 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS