稲穂見島(いなほみじま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 06:46 UTC 版)
「謀殺のチェス・ゲーム」の記事における「稲穂見島(いなほみじま)」の解説
宮古群島の中央あたりにある島で、周囲4kmに満たない小島。如月弓子の母親の生まれ故郷。琉球王朝に関する伝説が多く、民族学の宝庫と言われている。遠浅の海に広がる珊瑚礁は、他島のそれを凌駕するほど美しい。台風銀座の中央と言える場所に位置しており、そのために作られた防風林の美しさから「緑の真珠」の異名を持つ。サトウキビや落花生などを生産しているが、200人に満たない島民の大半が老人で、若者のほとんどは中学校を卒業後に本土に渡ってしまっている。島の三面は切り立った断崖になっており、残る珊瑚礁も遠浅となっているため、島に上陸するのに半キロ近く歩かねばならないような外界との交流には甚だ不便な島となっており、連絡船は週に1便のみ。
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