移管に至るまでの経緯および現在の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 07:26 UTC 版)
「ときがわ町星と緑の創造センター」の記事における「移管に至るまでの経緯および現在の状況」の解説
都市部の郊外への膨張に伴い、空の状態が悪化したことや大型観測施設の稼動によって、同観測所の存在意義が薄れ、閉鎖されることとなった(正確には、大型観測装置群の運用経費が行政改革の折、捻出が難しいため、大型観測装置の維持を目的として、国立天文台は閉鎖を決断した)。 国立大学を中心に引き取り手を探したが、観測施設としては引き取り手がなかったため、91cm観測ドームを含めた施設はすべて取り壊して更地にし、地主であった小川町・都幾川村(現・ときがわ町)・東秩父村へ土地を返還することとなったが、しかし都幾川村の強い要望により、2000年9月1日付で観測ドームを村へ譲渡することになった。 その後2001年より、都幾川村では農林水産省の補助を受けて、森林体験及び林業体験施設として整備を進めていった。 すでに研究目的の天体観測施設としては役割を終えており、堂平山頂としての地形を生かした森林施設としての整備が完成し、2005年4月1日より天体観測施設から一般利用客のためのレクリエーション、森林体験及び林業体験施設へと生まれ変わった。
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