禁煙都市ソチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:11 UTC 版)
ソ連時代に鉱泉浴療養所、サナトリウムなどの整備が進んだ結果、病気療養者の滞在も増加したが、喫煙があらゆる治療努力を帳消しにすること、鉱泉浴療法も喫煙を伴うと逆効果となることに危機感を抱いたソチ市は、1976年6月、全ソに先駆けて「禁煙都市」を宣言し、海水浴場、主要公共サービス機関(病院などの保健施設、文化施設、教育施設、官庁、公共交通機関、レストラン、商店など)、労働現場(運転中のドライバーなども対象)での喫煙を禁じ、煙草の販売量も大幅に減らした。その後も熱心な禁煙キャンペーンを全市を挙げて主導し続ける。
※この「禁煙都市ソチ」の解説は、「ソチ」の解説の一部です。
「禁煙都市ソチ」を含む「ソチ」の記事については、「ソチ」の概要を参照ください。
- 禁煙都市ソチのページへのリンク