神通橋時代以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 09:13 UTC 版)
1883年(明治16年)1月28日に船橋にかわる「神通橋」という名の木橋(幅4間〔7.2m〕、長さ127間〔228.6m〕)が竣工し、舟橋は撤去された。1894年(明治27年)11月には架換が行われ、また1898年(明治31年)には延長27間が継ぎ足され、橋の合計長は150間程となった。その後、1903年(明治36年)5月21日の神通川流路改修工事に伴う廃川地埋立事業の影響によって、神通橋は撤去されることとなり、1935年(昭和10年)の埋立事業完成以降は松川に架かる舟橋となった。 2017年(平成29年)現在において松川に架かる舟橋は、1989年(平成元年)に完成したもので、往時の舟橋において用いられていた舟を繫ぐための鉄鎖がモニュメントとして用いられるなど、往時の舟橋の姿が再現されている。 1883年(明治16年)以前の舟橋と1909年(明治42年)当時の神通橋 神通川改修工事以前の流路と改修後の流路を示す図 旧神通川流路の埋立事業 旧神通川流路の埋立事業が完成しつつある1934年(昭和9年)当時の富山市全図 2017年(平成29年)現在の舟橋。往時の舟橋をモチーフとしてデザインされている。 舟橋に付されているレリーフ
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