社会的養護の他の施設等の類型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 22:20 UTC 版)
「児童養護施設」の記事における「社会的養護の他の施設等の類型」の解説
児童養護施設は、社会的養護の施設等の中心的な類型である。社会的養護とは、児童福祉法に基づいて、保護者が養護できない児童を、社会の責任で公的に育てる仕組みであり、児童養護施設のほかに、乳児院、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、母子生活支援施設、自立援助ホーム(児童自立生活援助事業)、里親、ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)がある。 施設別の社会的養護の費用比較では、東京都では2015年現在、次のとおりとなっている。 東京都における養育の種類別予算等(平成27年度)養育の種類予算額予算規模児童一人当たりの予算額民間(=社福)児童養護施設(社会的養護の必要な児童を養育する施設)111億313万円 2,803人 396万1千円(民間グループホームの一部経費を含む。予算規模には、民間グループホームを含む。) 民間(=社福)グループホーム(地域の中で家庭的な雰囲気の下、6人程度の児童を養育する小規模施設)22億4千338万3千円 852人 263万3千円(民間児童養護施設に含まれるものは除く。) 乳児院(社会的養護の必要な乳幼児を養育する施設)34億5千609万7千円 507人 681万7千円 ファミリーホーム(養育者の自宅で5~6人の児童を養育する事業)3億5千53万1千円 123人 285万円 養育家庭等(所謂里親・児童を養育する家庭)7億6千3百万9千円 419人 182万1千円
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