砂漠都市(初出 花とゆめ 1984年15号-1986年18号)
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「紅い牙」の記事における「砂漠都市(初出 花とゆめ 1984年15号-1986年18号)」の解説
ラン、桐生、由里は、Kのデータにリストアップされていたタロン要人達に探りを入れようと試みるが、要人達はイワンと思しき人物に先回りされて次々と暗殺され、手がかりをつかめないでいた。ランと由里は、偶然クレーン事故からミューレックス・黒部の娘を救い出したことをきっかけに、タロン要人の会議が行われるという黒部の別荘でメイドとして働くことになる。陸の孤島ともいえる断崖絶壁に建つ別荘・安曇ヴィラでは、なぜか由里のESPが使えない。ラン達は、毎晩夢とも現実とも区別が付かない悪夢に悩まされ、徐々に神経が磨り減っていく。タロンの要人達を招待したパーティーではメイド達は客の命令には絶対服従で、淫らな要求に応じていた。度重なる疲労と目の前の乱交・凶行に、ランと由里は冷静さを失い、何者かによる幻影の中に陥れられていく。しかし、ラン達とは別に潜入していたイワンとともに幻影を打ち破り、相手を倒す。ラン達に幻覚を見せていたのは、タロンESP部隊のエリート・フェネロスのエデベック兄妹であった。彼らはお互いの生命エネルギーを与えたり受け取ったりするESPを持ち、安曇ヴィラの老若男女たちを演じ分けていた。彼らが倒されると、安曇ヴィラは廃墟に戻った。これを機に、イワンはランの仲間に加わる。
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