盤の沢駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/27 15:58 UTC 版)
盤の沢駅(ばんのさわえき)は、かつて北海道美唄市盤の沢(現・美唄市盤の沢町本町)に存在した三菱鉱業美唄鉄道線(美唄鉄道)の駅(廃駅)である。
注釈
- ^ 滝の沢坑の選炭施設からは、当駅構内を横断跨線するコンベアも設置されていた。
出典
- ^ 美唄市史 1970年7月発行 P531。1925年9月竣工。後の三菱鉱業美唄動力所。
- ^ 美唄市史 1970年7月発行 P478-483。1913年(大正2年)より徳田與三郎により徳田炭砿として採掘開始、1915年より事業拡張に伴い新美唄炭砿と改称。1941年(昭和16年)三井鉱山へ売却されて三井鉱山新美唄炭鉱となる。1946年三井鉱山新美唄鉱業所となるが、1951年に同社美唄鉱業所と統合して美唄鉱業所の二坑となる。1954年4月に二坑が閉鎖となり、同年12月より同鉱区を舟橋氏へ租借、三舟鉱業美唄鉱業所となり、1966年(昭和41年)3月31日に閉山。
- ^ 『官報 大正14年12月26日』P713。 これによると美唄-盤の沢間 5.3 km(3哩3分)、盤の沢-我路間 2.2 km(1哩4分)で、後の位置より400 m美唄寄り。
- ^ 新鉄道廃線跡を歩く 北海道・北東北編 今尾恵介編著 JTBパブリッシング 2010年4月発行 P216。『官報 大正15年12月25日』P682。
- ^ 美唄市史及び昭和12年版 沿線炭礦要覧 札幌鉄道局発行。
- ^ a b c 三菱鉱業社史 三菱鉱業セメント編。
- ^ a b c 美唄市史。
- ^ なお、同坑の閉山は、当駅廃止の1年後の1973年(昭和48年)8月28日。美唄市百年史。
- ^ a b 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1962年撮影航空写真 MHO622-C1-28。
- ^ a b 美唄市百年史 通史編 P1078。
- ^ a b 美唄市百年史 通史編 P1379。
- ^ 三菱美唄・盤の沢さんぽ - カムイミンタラ
[続きの解説]
- 盤の沢駅のページへのリンク