監護権とは? わかりやすく解説

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監護権


かんご‐けん【監護権】

読み方:かんごけん

親が未成年の子世話をし、教育をする権利財産管理権とともに親権構成する身上監護権のこと。

[補説] 両親離婚した場合通常親権者が監護権を持つが、親権持たない方の親や、親族など第三者が監護権者となることもできる


監護権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/28 04:45 UTC 版)

監護権(かんごけん)とは、親権を構成する権利の一つ。

親権者保護者など)の未成年者に対する権利として、民法で規定される(民法820条)。

内容

親権の内容としては、身上監護権、財産管理権、法定代理権などがあるが、このうちの身上監護権を特に監護権と呼ぶ。

監護権(身上監護権)の内容は次の通りである。

があたる。 居所指定権(法定代理権による住民票異動届など)は親権に属し監護権には属さない。かつて民法822条に規定があった懲戒権は属していた。

監護権の内容はしばしば同時に義務を形成する場合がある。監護を怠った結果、その保護する子女の身体生命安全に危険が生じた場合、保護責任者遺棄罪で処罰されることがある。なお、離婚があった場合は親権者と監護権者とが別々に定められるケースがある(民法766条、771条)。


「監護権」の例文・使い方・用例・文例

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