皋蘭県とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 皋蘭県の意味・解説 

皋蘭県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 08:35 UTC 版)

中華人民共和国 甘粛省 皋蘭県
皋蘭駅
皋蘭駅
蘭州市中の皋蘭県の位置
蘭州市中の皋蘭県の位置
簡体字 皋兰
繁体字 皋蘭
拼音 Gāolán
カタカナ転写 ガオラン
国家 中華人民共和国
甘粛
副省級市 蘭州市
行政級別
面積
総面積 2,556 km²
人口
総人口(2004) 17 万人
経済
電話番号 0931
郵便番号 730200
ナンバープレート 甘A
行政区画代碼 620122
公式ウェブサイト http://glx.lanzhou.gov.cn/

皋蘭県(こうらん-けん)は中華人民共和国甘粛省蘭州市に位置する。県人民政府の所在地は石洞鎮。

地理

皋蘭県は東経103度32分から104度14分、北緯36度05分から36度50分に位置し、東は白銀市楡中県、南は蘭州市の市区、西は永登県、北は景泰県に接する。

歴史

漢初金城郡金城県が設置、北魏の時代には子城県が設置された。隋初は蘭州総管府に属したが、府制廃止にともない金城郡金城県が設置された。唐代以降は蘭泉県とされたが、唐末五代には吐蕃の版図に組み込まれた。宋代以降は蘭州の管轄とされ、1738年(乾隆3年)、県内に位置する皋蘭山より皋蘭県と改称された。

中華民国が成立すると皋蘭県は甘粛省の省会が設置される重鎮であり、その管轄範囲も現在より広く蘭州市白銀市の大部分を含んでいた。1931年(民国20年)5月、皋蘭県城廂地区に蘭州市が新設されると省会も移転、1949年に中華人民共和国が成立すると当初は蘭州市の管轄とされたが、1951年8月に省直轄に、1956年1月に定西専区に移管され、更に1958年12月には皋蘭県は廃止となり白銀市に編入された。1961年2月に皋蘭県が再置された際は当初白銀市の管轄とされたが、1963年10月に再び定西専区の、更に1970年4月以降は蘭州市の管轄となっている。

行政区画

4鎮を管轄:

  • :石洞鎮、什川鎮、水阜鎮、黒石鎮

交通

鉄道

(蘭州方面)- 水源駅 - 邵家堂駅 - 前長川駅 - 紅圏溝駅 - 皋蘭駅 - 土竜川駅 - 豊水村駅 - 朱家窯駅 -(銀川方面)

道路

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「皋蘭県」の関連用語

皋蘭県のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



皋蘭県のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの皋蘭県 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS