登録頭数の確保と健康管理の向上に向けた取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:15 UTC 版)
「2022年の日本競馬」の記事における「登録頭数の確保と健康管理の向上に向けた取り組み」の解説
ばんえい競馬では近年、競走馬の登録頭数が減少を続けており、出走馬の確保が運営上の課題となっている。1頭あたりの出走回数が増加するなど、馬の健康管理面からも負担が増しており、様々な取り組みが行われている。 ばん馬を生産する牧場は、道内の主産地である十勝地方でも20年前から8割近く減少したほか、ばん馬の生産頭数も8割減少、競走馬登録数は半減した。帯広市での単独開催となった2007年度以降は減少に拍車がかかり、生産農家も高齢化や後継者不足で減少が続いている。 こうした状況から、帯広市は賞金とは別に、年間30競走を対象に優勝馬の生産者へ生産者賞(最大40万円)を支給しているほか、地方競馬全国協会でも道外生産馬が能力検査に合格した場合の奨励金を2022年度より増額し、最大37万3000円とした。 また、帯広市は帯広畜産大学、および楽天競馬を運営する「競馬モール」と協力し、売上の一部を研究費に充て、馬の健康管理策を研究している。
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