発見されている太陽系外惑星(不完全)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 05:19 UTC 版)
「最寄りの地球型太陽系外惑星の一覧」の記事における「発見されている太陽系外惑星(不完全)」の解説
この一覧は不完全である。現在33の系外惑星が含まれており、そのうち11星は母星となる恒星のハビタブルゾーン内に位置していると推測される。 太陽系から50光年の距離までにおよそ2,000の星がある(そのうち64個は太陽のような黄-オレンジ色のスペクトル分類がG型の星である)。4000 Kより低温の星の約15%が、地球サイズの大きさでハビタブルゾーン内の惑星を持つと推測される。 2013年11月4日、ケプラーの観測データに基づいたところ、天の川銀河内に太陽のような星と赤色矮星のハビタブルゾーン内を公転している地球サイズの惑星が400億個ある可能性が報告されている。これらの推定された惑星のうち110億個は太陽のような星を公転しているかもしれない。このような惑星の中で最も近いものは12光年の距離の可能性がある。 2016年8月24日、太陽系から最も近い星であるプロキシマ・ケンタウリ(ケンタウルス座α星C)のハビタブルゾーンで、岩石からなる惑星が発見されたことが発表された。プロキシマ・ケンタウリbと呼ばれるこの惑星は、質量は地球の1.3倍であり、公転周期は11.2地球日である。しかしながらプロキシマ・ケンタウリの赤色矮星としての分類:低いstellar flux、自転と公転の同期の高い可能性、小さいハビタブルゾーン、大きい恒星の変動、これらにより軌道上の系外惑星のハビタビリティは疑問視されている。もう1つの有力候補は4.37光年離れた地球に最も近い太陽のような星系であるケンタウルス座α星である。ケンタウルス座α星AやBの周りに居住可能な惑星を見つけられる可能性は約85%と推定されている。ケンタウルス座α星はブレークスルー・スターショットやMission Centaurなどいくつかの系外惑星発見ミッションのターゲットになっており、後者は2016年のドキュメンタリー映画"The Search for Earth Proxima"に記録されている。
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