症状・症候
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:47 UTC 版)
あらゆる臓器が常に全力疾走しているかのような状態となる。症状の出現には個人差があり、特徴的な症状として知られる眼球突出の出現率は患者の 50% 程度とされている。 「甲状腺機能亢進症」も参照 重篤な病態として、甲状腺クリーゼがあり致死率は 20% 以上との報告がある。 典型的な症状は、 心拍数の増加と血圧上昇 不整脈 大量発汗と体のほてり 手の振戦(ふるえ) 神経過敏と不安・焦燥感 睡眠障害(不眠症) 食欲が亢進するにもかかわらず、体重が減少する 疲労や脱力を感じるにもかかわらず活動レベルが高まる 排便回数増加(ときに下痢を伴う) 生化学的検査上のコリンエステラーゼの低下(検診結果を解釈する上で、この所見を認めた際、甲状腺機能亢進状態も鑑別診断に挙げる必要がある)
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