町制廃止
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2000年代に入ると、再び全国的に市町村合併の動きが広がった(平成の大合併)。宝飯郡を構成する4町(音羽町、一宮町、小坂井町、御津町)と豊川市は、2001年に合併協議会を設立して、対等合併の可能性について検討作業を始めた。それから2年余りのちの2004年2月、合併の是非を問う住民意識調査が上記1市4町で実施された。音羽町では有効票数5,299票のうち賛成が2,838票(全体の53.56%)と過半数に達した。また、豊川市は68.23%、小坂井町は53.97%と、3市町で賛成票が過半数を占めた。しかし、一宮町では賛成が44.87%、御津町では30.64%となり、反対票が賛成票を上回った。この結果を受け、1市4町の合併協議会は解散した。 その後、一宮町は独自に豊川市との合併協議を進め、2006年2月に正式合併を実現した。音羽町は、町長の任期が2008年1月に終了することから、それまでに合併を実現することを検討した。これに御津町も加わり、2007年6月に豊川市・音羽町・御津町合併協議会を設置。7か月余りのちの2008年1月15日、豊川市と合併した。ここに音羽町は廃止され、52年9か月の歴史に幕を下ろした。小坂井町も2010年2月に豊川市に編入されたため、結果的に1市4町の合併は成立したことになる。
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町制廃止
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宝飯郡を構成する4町(御津町、一宮町、音羽町、小坂井町)と豊川市は、2001年に合併協議会を設立して、対等合併の可能性について検討作業を始めた。それから2年余りのちの2004年2月、合併の是非を問う住民意識調査が実施された。3市町(豊川市・音羽町・小坂井町)で合併に賛成する票が過半数を占め、2町(御津町・一宮町)で反対票が過半数を占めた。この結果を受け、1市4町の合併協議会は解散した。 その後、一宮町は独自に豊川市との合併協議を進め、2006年2月に正式に合併した。同年3月、音羽町が豊川市に合併協議を申し入れ、6月に合併協議会を発足させた。御津町も再び合併に向けて動き、10月末に合併協議を豊川市に申し入れた。翌2007年6月、豊川市・音羽町・御津町の3市町は合併協議会を設置、8月に合併協定が調印された。 2008年1月15日、町制施行から78年弱で御津町は廃止され、豊川市に編入された。
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