田切ネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 21:28 UTC 版)
漫画『究極超人あ〜る』の1991年(平成3年)に公開されたOVAは飯田線を舞台にしており、田切駅も登場している。公開直後からファンが当駅を訪問するようになったが、同時に待合室内などの落書きが多発した。 そのため1993年(平成5年)に結成された田切ネットワークにより、2022年(令和4年)現在に至るまでに待合室・駅周辺の定期的な清掃活動が行われている。落書きを解消すべくノートと駅スタンプを設置したり、JR東海がイベント用に保有していたクモハ12041号電車やユーロライナーを使用した団体臨時列車イベントも開催され、これらの列車ではOVA作中の「電車と競争」を実際に体験することも出来た。 2012年(平成24年)からは同作にちなんで当駅と伊那市駅の間を自転車で走行するイベントも開催されている。 また、2012年には伊那市駅開業100周年を記念したイベント(「飯田線マニアックス」および「伊那電伊那まつり巡行」)の監修も行った。 その後、アニメのゆかりの地を訪問する「聖地巡礼」の「発祥の地」を示す碑が2018年(平成30年)7月28日に同駅に隣接する聖徳寺の駐車場に建立されている。 現在も多くのファンが訪れて、駅待合室に置かれたノートに書き込みをしている。
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