産業用・接写用など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 15:03 UTC 版)
S-プラナー100mmF2.8 - 40mmP=1mmねじマウント。前側アタッチメントなし。調整可能な絞りなし。現存個体には前群にバルサム剥がれの出たものが見られるため、貼り合わせのないレンズ構成であるコンタックス・ヤシカマウント用マクロプラナー100mmF2.8とは無関係の光学系を有している。 S-プラナー120mmF5.6 - 32.5mmP=0.5mmねじマウント(0番シャッターと同サイズ)。アタッチメントは前側のみ、49mmP=0.75mmねじ込み。中判引き伸ばし用、もしくは縮小コピー用レンズ。光学系は各種中判カメラ用の同名レンズと同一であり、それらの量産用に用意されたレンズエレメントを流用して生産されたため、製造番号でそれら中判レンズと区別することは困難である。製造時期により単層コーティングのもの、マルチコーティングのもの、さらに銘板にT*表示のあるものが存在した。46mmP=1mmねじマウントへ変換する純正アダプターが取り付けられているものもある。前後群のねじ寸法および前後群の間隔が0番シャッターレンズと同一であるため、同規格のシャッターに組み込んで使用されることもある。 S-プラナー135mmF5.6 - ハッセルブラッドマウント。 アタッチメントは前側のみ、60mmバヨネット式。このレンズは、ベローズに取り付けて接写を主に行うベローズレンズとして開発された物だが、∞から撮影できる。光学系内部に、レンズ・シャッターを組み込んで有り、マウント部よりも後ろの方に光学系が突出している。 マクロプラナー120mmF4 - 32.5mmP=0.5mmねじマウント(0番シャッターと同サイズ)。アタッチメントは前側のみ、49mmP=0.75mmねじ込み。S-プラナー 120mmF5.6の後継品。このレンズも中判カメラ用の同名レンズと同一の光学系を持つ。前後群を取り外し、0番シャッターに組み込むことも可能。
※この「産業用・接写用など」の解説は、「プラナー」の解説の一部です。
「産業用・接写用など」を含む「プラナー」の記事については、「プラナー」の概要を参照ください。
- 産業用・接写用などのページへのリンク