生体インピーダンス法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:22 UTC 版)
体に微弱な電流を流し、生体の電気インピーダンスを測定し、そこから体脂肪率を推定する方法。現在最も簡便で、最も普及している方法であり、市販されている体脂肪計のほとんどはこの方法である。しかし、以下のような問題点から、正確な値を算出するのは難しい。 生体電気インピーダンスは、起床直後や就寝直前などの身体状態による変化が大きく、同じ日でも測定した時間で大きなばらつきがある。 生体電気インピーダンスから体脂肪率を推定するアルゴリズムが、測定機器製造各社によって異なる。そのため、機器によるばらつきが大きい。 筋肉の比率が高い人は、生体電気インピーダンスが一般の人と異なり、正確な測定ができない。この欠点を解消するため「アスリートモード」がある機器もある。 心臓ペースメーカーを使用している場合、電流によってペースメーカーが誤作動を起こす可能性があるため、使用できない。
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