生き方としてのファーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 19:29 UTC 版)
「ファーリー・ファンダム」の記事における「生き方としてのファーリー」の解説
「ファーリー・ライフスタイル(英語: furry lifestyle)」「ファーリー・ライフスタイラー(英語: furry lifestyler)」は1996年6月、ニュースグループのalt.fan.furryにおける議論中に初出した言葉である。同じくニュースグループのalt.lifestyle.furryはアートワークと文章作品にとどまらない議論を行い、何がファーリーであり、何がファーリーでないかの定義をはっきりさせるために作られた。同グループのメンバーはいち早く「ファーリー・ライフスタイラー」という用語を受け入れ、さらに「生き方としてのファーリー」とファンダムを異なる社会的存在と捉えた。このグループはファーリーという言葉に「現実ないし架空・象徴的な動物(あるいは動物たち)と重要な感情的/精神的つながりを持つ人」という特殊な意味を付け加えた。 Gerbasiらは2007年「ファーリーとは何か」を明らかにする研究を行い、ファーリーをいくつかの派閥に分類した。研究対象の38パーセントと最も多数派であったグループは、ファンダムに関心を持つ最大の理由を「擬人化キャラクターや着ぐるみといった、共通の趣味を持つ人と交流できること」と答えたが、自分たちを「人間ではない」と考えている者や、人間ではなく、自分たちが同一視している毛皮の生物(ファーリー)そのものになりたいと考えている者もいた。
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