生い立ちと仕官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 14:06 UTC 版)
「ローラン・グーヴィオン=サン=シール」の記事における「生い立ちと仕官」の解説
ローラン・グーヴィオン(当初はグーヴィオン姓だった)は、ロレーヌ地方のトゥールで皮革加工業を営む一家に生まれた。3歳の時に両親が離婚、その後家業を継ぐことを嫌って家を離れ、学校で語学、数学、絵画、製図などを学んだ後、画家を志してイタリアで2年を過ごした。パリで俳優業をしていたこともあったらしい(シャトーブリアンの記録による)。 フランス革命後の1792年に軍人を志し、共和国軍に入隊したが、この時姓に「サン=シール」を加え、珍しい複合姓を名乗ることにしている。これは当時名が知れていた同姓のいとこと区別するためだったらしい。軍人としての適性だけでなく、当時としては珍しい高い教育を受けていた事から重用され、2年足らずで将官にまで昇進している。この頃、ドゼー、ネイ、ダヴーらと知り合い、親交を結んだ(特にネイ、ダヴーとは気が合ったらしく、後々まで親しくしていた)。
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