瑞穂池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:59 UTC 版)
「道立自然公園野幌森林公園」の記事における「瑞穂池」の解説
公園内には、小さな沢やそれを堰き止めて作られたため池が複数ある。沢の水は雨や雪が地下に浸透したもので1年中涸れることはなく、木陰によって夏季に水温が高くならないように守っている。その中の1つである瑞穂の池(瑞穂池)は、明治の入植者により始められた水田耕作において従来の堀井戸では足りずに水不足で収穫できなくなったことにより、1924年(大正13年)に貯水池の造成が計画された。1927年(昭和2年)に土工組合の許可がおり、1928年(昭和3年)に周囲約4キロメートル、貯水量170万立方メートルが完成し、実り豊かな水田を願って「瑞穂の池」と命名した。 1955年(昭和30年)に老朽化のため決壊したが、1957年(昭和32年)に地域の協力により復旧した。1972年(昭和47年)に貯水池としての役割を終えたが、そのまま公園の池として残されることになった。
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