瑞岩温泉とは? わかりやすく解説

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瑞岩温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/10 18:24 UTC 版)

座標: 北緯24度08分09秒 東経121度10分29秒 / 北緯24.135948度 東経121.1748339度 / 24.135948; 121.1748339 瑞岩温泉(ruìyán wēnquán ずいがんおんせん[1])は台湾南投県仁愛郷発祥村にある温泉。源泉は瑞岩部落を東北に2km行った北港渓渓谷内にある。[2]

1999年の921大地震で源泉の湧出量が減ったこともあり、新しい源泉開発が盛んだったが[1]2004年台風7号zh:颱風蒲公英 (2004年))による水害(七二水災)により源泉は土砂に埋没してしまった。

その後、2016年秋に北港渓右岸から源泉の湧出が確認された。[3]

泉質

温泉は無色無臭で透明。源泉が埋没する2004年以前は、泉温約48℃、pH約7、炭酸水素イオン約203ppm、ナトリウムイオン約239ppmを含む湯が毎分50リットル以上湧出していた。[2]

再湧出した源泉は泉温42℃、pH6.29で、カルシウムイオン86.66ppm、ナトリウムイオン149.4ppmを含む。[4]

アクセス

公共交通機関は無い。南投県埔里鎮より台14線霧社へ向かい、霧社で台14甲線を経て力行産業道路に入り21km走り、瑞岩部落入り口についたら、渓谷方面に降りていく。

参考文献

  • 宋聖榮、劉佳玖 『台湾地理百科23 台湾的温泉』 遠足文化、2007年5月。ISBN 978-9-57-280317-2
  • 鈴木浩大 『湯けむり台湾紀行』 まどか出版、2007年5月。ISBN 978-4-94-423535-3

脚注

  1. ^ a b 鈴木浩大 2007, p. 88.
  2. ^ a b 宋聖榮 2007, p. 137.
  3. ^ 経済部中央地質調査所. “【瑞岩】研究資料”. 2017年5月17日閲覧。
  4. ^ 経済部中央地質調査所. “【瑞岩】水質分析資料”. 2017年5月17日閲覧。



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