琉球国民党結成とは? わかりやすく解説

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琉球国民党結成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 10:03 UTC 版)

大宜味朝徳」の記事における「琉球国民党結成」の解説

1957年11月に、中国国民党対琉球工作機関である「琉球中琉文化経済協会」が設立され琉球銀行総裁富原守保が会長大宜味副会長就任した1958年9月16日B円から米ドルへの通貨切り替え機に日本復帰可能性なくなった」として新党結成報じられる大宜味は、琉球中琉文化経済協会台北連絡辨事処処長として台湾中華民国)で活動していた喜友名嗣正とともに琉球国民党結成し大宜味総裁喜友名は副党首外交部長となった。党の宣言綱領には喜友名起草したものが採用された。同党は反共主義であり、中国国民党からの影響強かったが、当時沖縄の日本復帰論が盛んで、大宜味沖縄独立論は「時代錯誤」と評された。同年12月にはドナルド・P・ブース高等弁務官対し、「琉球自衛隊設立促進に関する要望書」を提出している。 大宜味はたびたび主張広告として『琉球新報』に掲載し1960年10月16日付の同紙には琉球国民党第5回立法院議員総選挙への立候補者募集広告掲載されている。 しかし、大宜味政見放送について、当時琉球放送勤めていた川平朝清は、放送倫理規約抵触するような内容含まれていたことから「ひどい目にあった」と証言している。 琉球国民党は、1977年大宜味死去したことでともに消滅した

※この「琉球国民党結成」の解説は、「大宜味朝徳」の解説の一部です。
「琉球国民党結成」を含む「大宜味朝徳」の記事については、「大宜味朝徳」の概要を参照ください。

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