理解の手引きとは? わかりやすく解説

理解の手引き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:56 UTC 版)

セスティーナ」の記事における「理解の手引き」の解説

スタンザの行の終わりの語のパターンは、以下のように理解される最初スタンザ使われた語が、A, B, C, D, E, Fであるとすると、 次のスタンザの第1行には前のスタンザ最後の行(第6行)で使ったFがくる。 第2行には前の行の前のスタンザの第1行で使ったAがくる。 同様にして、第3行には前のスタンザ最後から2番目の行(第5行)のE、 第4行には前のスタンザの第2行のB、 第5行には前のスタンザ最後から3番目の行(第4行)のD、 第6行には前のスタンザ第3行のCがくる。 結果的に2番目のスタンザの語の並びは、F A E B D Cになる。 ピーター・メインケ(en:Peter Meinke)の『Warpath』の冒頭部わかりやすい。 Poets choose free verse over form one says because they need room to belt it out without stone-age three- forked rules tomahawking their brains before they get started - For example - the five beat line has been passe since '56 when Howl blasted its organic six- teen gun salvo to freedom without one shot fired in reply (not counting five or six palefaced rhymers trying to hold the fort) - But any poetry, for- mal or free, aims at making magic: Three [...] 以下、同じやり方で語の順番並べ替えてゆく。 こうも考えることができる。「ABCDEF」の並びを、「ABC」と「DEF」の半分ずつに分け、間に空白入れる。すると「A B C」と「D E F」になる。後半部の「D E F」をひっくり返してF E D」にする。その空白部に前半部の「A B C」を押し込む。すると、「FAEBDC」ができあがる。これをまた「F A E」と「B D C」に分ける。「B D C」を逆さまにした「C D B」に「F A E」を押し込む。すると「CFDABE」が完成するセスティーナを書く際には、行の終わりに使う語が1つよりも複数の意味を持つもの、または、1つよりも複数文法形式を持つもの(たとえば名詞にも動詞にもなるもの)を使うと便利である。

※この「理解の手引き」の解説は、「セスティーナ」の解説の一部です。
「理解の手引き」を含む「セスティーナ」の記事については、「セスティーナ」の概要を参照ください。

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