現況の国際関係における諸問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 01:00 UTC 版)
「イランの国際関係」の記事における「現況の国際関係における諸問題」の解説
イランおよびイラクは1990年に外交関係を回復した。しかし8年にわたる戦争で問題となった、国境問題、戦争捕虜問題、アルヴァンド川の航行権問題については継続中である。 イラン政府はペルシア湾の大小トンブ島を支配・領有しているが、アラブ首長国連邦が領有権を主張している。 アブー・ムーサー島はアラブ首長国連邦との共同統治下にあるが、1992年以来イランの単独統治となり、アラブ首長国連邦側の立ち入りも拒否している。アラブ首長国連邦は共同管理下におくべきとする。 イラン家電企業エンテクハブが2010年11月大宇エレクトロニクスを5億1800万ドルで買収し、その買収進行当時に契約金7000万ドルを支払ったが、その後に進行がストップしたにもかかわらず7000万ドルを韓国側が返還しなかったため、大規模な反韓デモが起こっている。 カスピ海におけるアゼルバイジャンおよびトルクメニスタンとの境界問題。交渉は非常に緩慢であったが、数年以内に交渉で解決の見込み。ロシア、カザフスタン、アゼルバイジャン相互間では2003年に解決済みである。ロシア・カザフスタンについてはイランは直接接していない境界線問題であるものの、イランはこの合意を認めていない。
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