現代における描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:03 UTC 版)
現代では、コルヌコピアは籐の枝を角型に編んだ籠をさまざまな果物や野菜で満たした形で表されることが多い。 北米では、コルヌコピアは感謝祭や収穫と関連付けられるようになっている。アイダホ州の国旗と州章には、2つのコルヌコピアが描かれている。ノースカロライナの国章には、プレンティがコルヌコピアを持つ姿が描かれている。コロンビア、パナマ、ペルー、ベネズエラの紋章と、オーストラリアのビクトリア州の紋章にも、繁栄を象徴するコルヌコピアが描かれている。 コルヌコピアのモチーフは、書籍シリーズ『ハンガー・ゲーム』でも使われている。シリーズで描かれる同名の剣闘試合では、武器や装備の詰まった大きな角のような入れ物がスタート地点に置かれる。この入れ物は「コルヌコピア」と呼ばれ、ゲーム開始からの数分間は戦いの焦点となる。映画では、シリーズの主な舞台であるパネムの国歌が「豊穣の角」と呼ばれ、歌詞中でも複数回言及される。
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