王立園芸協会のガーデン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 15:29 UTC 版)
「王立園芸協会」の記事における「王立園芸協会のガーデン」の解説
RHSはイングランドにその名を冠したガーデンを4箇所所有している。ウィズレー・ガーデン(サリー)、ローズムーア・ガーデン(デヴォン)、ハイド・ホール・ガーデン(エセックス)、ハーロウ・カー・ガーデン(ノース・ヨークシャー)である。 RHSの初めてのガーデンは1818年から1822年までケンジントンにあった。1821年、協会はチジックにあるデヴォンシャー公の所領を借りて実験的な庭園をつくった。1823年、この庭園にジョセフ・パクストンが雇われた。1827年から協会はチジック・ガーデンでフェト(en:Fête)を開き、1833年からは花と野菜の競技部門を見せ始めた。1861年、RHSは新たなガーデンをケンジントンで作り始めた(現在サイエンス・ミュージアム、インペリアル・カレッジ・ロンドン、王立音楽大学がある場所である)。しかし1888年にこの場所から退去した。チジック・ガーデンは、トーマス・ハンベリ卿がウィズレーの庭園を買い上げRHSに寄贈した、1903年から1904年まで維持された。 ウィズレー・ガーデンはしたがって協会最古の庭園である。次に、1988年にレディー・アン・ベリーによってローズムーア・ガーデンが寄贈された。ハイド・ホール・ガーデンは1993年に、所有者のロビンソン夫妻がRHSに寄贈した。最も新しい庭園はハーロウ・カー・ガーデンで、2001年にRHSとノーザン園芸協会の合併によって獲得された。この庭園はノーザン園芸協会の試験場で、1949年に協会が買い上げてから公開されてきた。
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