王之渙とは? わかりやすく解説

おう‐しかん〔ワウシクワン〕【王之渙】

読み方:おうしかん

[688〜742中国盛唐詩人。字(あざな)は季陵。辺塞(へんさい)詩に優れた絶句の 「(かんじゃく)登る」や「涼州詞」は有名。


王之渙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/08 06:30 UTC 版)

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王 之渙(おう しかん、688年 - 742年)は、中国詩人は季陵。并州晋陽県の出身。

略歴

開元年間の初めに冀州衡水県の主簿に就いたが、他人とうまくゆかずに辞職し、15年間無官で過ごして、晩年に文安県の尉に就いた。当時、詩名は高く、その詩は人々に愛誦されたと伝えられている。

「王之奐」としている本もある。

詩人としての彼

作品に『九日(きゅうじつ)送別』(七言絶句)がある。

九日送別
薊庭蕭瑟故人稀 薊庭(けいてい)蕭瑟(しょうしつ)として故人稀なり
何処登高且送帰 何(いず)れの処か高きに登りて且(しばら)く帰るを送らん
今日暫同芳菊酒 今日暫く同(とも)にす 芳菊(ほうきく)の酒
明朝応作断蓬飛 明朝は応(まさ)に断蓬(だんぽう)と作(な)って飛ぶべし

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