おう‐の‐いえ〔ワウ‐いえ〕【王の家】
王の家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/19 20:06 UTC 版)
「グラン=プラス (ブリュッセル)」の記事における「王の家」の解説
王の家 (la Maison du Roi) は、12世紀以降パン市場として親しまれた木造建築物で、それゆえオランダ語では「パンの家」(broodhuis) と呼ばれる。15世紀になると石造にかわり、ブラバント公の行政庁が置かれた。これが理由で人々はこの建物を「公の家」と呼ぶようになり、公がスペイン王になると「王の家」と呼ぶようになった。のちにカール5世は自分の塔をゴシック様式で建てさせた。現在もその姿を見ることが出来ているように思えるが、実際には当時の塔も回廊も存在しない。1695年の砲撃などで損害を蒙ったためであり、現在のものは1875年にネオゴシック様式で再建されたものである。 建物は1985年に改築され、市立博物館になっている。
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