猟騎兵
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猟騎兵(りょうきへい、仏:Chasseurs à cheval, 独:Jäger zu Pferde)は、近代の軍隊における騎兵科の兵職の一つ。本来はフランス軍固有の騎兵の名称であるが、ドイツ、ロシアなどで同様の役割に使われた騎馬猟兵(乗馬猟兵とも訳される)を指すこともある。猟兵の項も参考のこと。
歴史
記録上最も古い猟兵部隊としては、三十年戦争当時にスウェーデン軍で組織された猟兵中隊が知られる。スウェーデン語で狩猟者と呼ばれたこの部隊は、日頃から銃の取り扱いになれていた猟師や、森林監視員から徴集され、自前で用意した馬にまたがり乗馬歩兵として活動した。彼らは有用な兵であったが、部隊の規模としてはごく少数に留まり、有力者や指揮官の従者的な側面が強かったとされる。
猟騎兵
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フランスの軽騎兵の一種で最も数の多い部隊であり、ナポレオン戦争期の1811年に大陸軍には31個連隊あった。制服は色遣いが少なく、歩兵とおなじような円筒帽(ユサールの目立つ熊毛帽と対照)、緑の上着、緑の乗馬用ズボンと短い長靴だった。1804年近衛騎兵には皇帝近衛猟騎兵連隊がおかれた。
乗馬猟兵
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関連項目
猟騎兵(Chasseurs-à-Cheval)
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「大陸軍 (フランス)」の記事における「猟騎兵(Chasseurs-à-Cheval)」の解説
上記のユサールと武装や役割が似た軽装騎馬隊だが、騎銃を装備し、状況によっては徒歩で戦う点を除けば、ユサールと同じ様なものだった。銃器を部隊に多く配備されていた為に猟騎兵は銃器をもって行う騎馬散兵戦や騎兵幕の形成を得意としているが、突撃が出来ないわけではない。ただし、上述の皇帝近衛猟騎兵連隊や歩兵の類似部隊とは異なり、特権的なものもなく、精鋭でもなかった。しかし、最も数の多い部隊であり、1811年に31個連隊あった。このうち6個連隊は非フランス人部隊であり、ベルギー人、スイス人、イタリア人、ドイツ人で構成された。
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