独立運動に対する公衆の反応
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「2012年カタルーニャ独立デモ」の記事における「独立運動に対する公衆の反応」の解説
2009年9月13日から2011年4月の間に、数百の村において独立のための模擬住民投票が行われ、独立を支持する投票が圧倒的に多かったが、投票率は27.41%と低かった。市民の取り組みの一部に、スペイン中央政府によるカタルーニャ地方の軽視に反応して2011年と2012年に行われたNo vull pagar(カタルーニャ語版、支払いたくない)キャンペーンがある。抗議運動は2012年4月初旬にカタルーニャ州で始まり、5月までにはバレンシア州とバレアレス諸島州にも小規模な運動が飛び火した。組織レベルではカタルーニャのいくつかの自治体が連帯する動きを見せた。地元組織にさらなる権利をもたらし、自己決定権を促進するために、2011年12月14日にはビックに独立に向けた自治体連合(スペイン語版)が公式に設立された。 カタルーニャ独立の支持率 1996年には社会学調査センター(CIS)がカタルーニャの独立に関する調査を実施し、「一個人として、あなたはカタルーニャの独立を支持するか、支持しないか?」と質問した。この際には独立支持が33.6%、独立不支持が53.5%となっていた。その後、2011年と2012年には様々な調査機関やメディアが似たような調査を実施し、独立支持が独立不支持を上回った。 調査機関/メディア調査日独立支持(%)独立不支持 (%)社会学調査センター(CIS) 1996年 33.6 53.5 ICPS 2011年 41.4 22.9 エル・ペリオディコ・デ・カタルーニャ紙 2012年1月 53.6 32.0 CEO 2012年3月 44.6 24.7 CEO 2012年6月 51.1 21.1 ディアリ・アラ紙 2012年7月 50.4 23.8 テレシンコ 2012年9月 50.9 18.6
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