独立反対派の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 21:04 UTC 版)
「カタルーニャ独立への道」の記事における「独立反対派の反応」の解説
カタルーニャ独立反対派の市民団体である12-O Moviment Cívicは、サグラダ・ファミリア前広場で「スペインの団結」や「独立賛成派の鎖を断つこと」を目的とするデモを呼び掛けていたが、カタルーニャ州政府内務省は安全上の理由から、「カタルーニャの道」と同時に同一地点で行われる予定だった独立反対派のデモを容認しなかった。 「カタルーニャの道」と同日の9月11日、15人の極右活動家はマドリードのカタルーニャ政府施設で、フランコ体制下に存在したファランヘ党や2006年設立の国家同盟(英語版)の旗を掲げた。極右運動家は「奴らは俺らを欺かない。カタルーニャはスペインだ」(No nos engañan, Cataluña es España)と叫び、唐辛子スプレーを投げ込んだ。このカタルーニャ政府施設では家具が損害を受け、カタルーニャ州から選出されていた欧州議会議員のジュゼップ・サンチェス・イ・リブレ(英語版)などが襲撃された。この事件では医師らが神経衰弱に陥った人、打撲を受けた人、スプレーで目を刺激された人の3人の治療にあたった。負傷した人の中には高齢者と5歳の少女がいた。
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